皆様、こんにちは。
Footage訪問看護ステーション 覚王山の管理者をしております、安藤優祐と申します。

今年は厳しい寒さとなった冬も終わりに近づき、日ごとに暖かい日差しが差し込み春を感じられる季節となりました。

春といえば、今年もFOOTAGEには多くの新しいメンバーが加わります。
現時点で15名以上加入する予定となっており、
より一層多くの方々に 笑顔のある、あなたらしい人生を届けることができます。

応募件数だけで述べるならば、2022年度の採用において、総勢60名以上の方が新規採用エントリーしてくださっています。そして、そのほとんどが人材紹介会社を経由せず、自社HPや各種SNSからのお問い合わせからの応募となっています。

しかし、

なぜFOOTAGEにはこんなにも人が集まるのでしょう?

 

世間では医療現場における看護師不足が騒がれており、
今後、ますます加速する高齢化社会にどう対処すべきかが課題とされてきています。

そんな中、どうしてFOOTAGEにはバイタリティ溢れる優秀な人材が集まるのか。
本日はその秘訣を一部ご紹介させていただきます。

 

日本の現状

早速、本題に移りたいところですが、まずは今の日本における現状をおさらいさせていただきます。
日本は現在、少子高齢化という形で人口の減少が進んでいます。

人口は減るけど、高齢者の方々の人数が増えているというのが、今の日本の現状であり、少子化による急速な人口減少と団塊ジュニア世代が高齢者(65歳以上)になることで高齢者人口が最大となる2040年頃に、日本社会が直面すると予測されている内政上の危機とされています。(2040年問題)

日本の人口動態
このような人口推移より想定される課題が看取り先の不足となります。
下記の資料は少し古い資料になりますが、2010年の時点では20年後の2030年までに40万人の看取り先の確保が必要と言われております。また、最新の厚生労働省の発表によると、2021年の死亡者数は約137万人であり、下記資料よりは若干下回っているものの、増加傾向であることは間違いなく、看取り先が病院だけでは不足してしまうことが推測されます。

そんな状況の中で生まれたもの、
それが『地域包括ケアシステム』です。
ここでは詳しい内容の説明は省略させていただきますが、厚生労働省から出されている下記イメージ図をご参照ください。

出典:平成28年3月 地域包括ケア研究会報告書より

介護が必要な状態になっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで継続できるように、医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保される体制の構築に向けて、国や各自治体を中心に推し進めています。

上記より、医療・介護における在宅ニーズは拡大を続けています。

そして、私たちの業態である訪問看護も地域包括ケアシステムに組み込まれています。
訪問看護師は、地域と医療、介護と医療を繋ぐハブの役割を担っており、地域包括ケアシステムにおいて、重要な立ち位置にいるものと考えられます。

 

深刻な看護師不足

厚生労働省の税・社会保障一体改革における推計において、団塊の世代が後期高齢者となる令和7年には、看護職員は196万人~206万人必要であるとされています。
就業者数は、年間平均3万人程度、増加していますが、このペースで今後増加しても令和7年には3万人~13万人が不足すると考えられています。

また、厚生労働省より発表されいる令和2年の衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況 によると、看護師全体の人数の約80%が病院やクリニックに就業しており、残りの約20%が介護施設や訪問看護ステーション、教育機関等での就業となっています。
看護師の数も少ない上、まだまだ、訪問看護師の数も少ないというのが現状と言えます。

厚生労働省.”令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況”.https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei/20/dl/kekka1.pdf,(参照2022-3-16).

 

 

 

なぜFOOTAGEには人が集まるのか?

では、なぜFOOTAGEには看護師が集まるのでしょうか。
やっと本題に入っていこうかと思います。

病院から訪問看護へ転職しやすい環境

前述に挙げたように、現状では圧倒的に病院勤務の看護師が多いです。
今後の在宅ニーズに応えるため、訪問看護へ転職や就職する人材を確保する上で、クリアしなければならない課題として病院と訪問看護との間における就職後の処遇の差が存在していることです。

訪問看護に転職したとしても、

  • 給与や福利厚生
  • 教育環境
  • キャリアの選択肢

上記が病院と遜色ない水準であることが大切であると考えます。

「病院よりも給与が低い」
「すぐに独りで訪問に行かされる」
「看護師キャリアの最終地点」

そんなイメージを払拭することができなければ、優秀な人材ほど訪問看護への流入は見込めないと考えています。

FOOTAGEはこの「病院との格差」に早期より着目し、その差を埋めるために取り入れたのが自主経営です。

 

自主経営とは?

自主経営組織について、詳しく説明したいところですが、今回の記事の中に盛り込むのはボリュームが大きすぎるため、また別の機会でお伝えさせていただきます。
FOOTAGEのホームページ内でも自主経営組織についてご紹介していますので、こちらもご参照ください。

とはいえ、自主経営組織というものを聞いたこともない方もいらっしゃると思いますので、簡単にご説明すると、
自主経営組織とは上下関係がなく、あるのは信頼関係と役割のみであり、スタッフひとりひとりが責任とやりがいを持って自主的に働くことができる組織のことです。

自社リソース(所属している人材)の価値を最大化するための手段としての自主経営

 

VUCA(超変化)時代に対応する為、
柔軟に、迅速に、ニーズに応じて変化出来る組織を目指すが故の自主経営

私たちは上記理由により、自主経営という選択をしています。

自主経営を選択したことでもたらされたものとして、
人が本来持つ能力や価値を見出し、スタッフがいきいきと働くこと、本当の意味での仕事の楽しさを見つけることができています。

 

積極的なICTの導入

自主経営によるステーション運営をする上でも大切となるのが、積極的なICTの導入になります。
昨今のCOVID-19による感染拡大に伴い、対面での接触を避けざるを得ない世情となりました。
今では聞き慣れたICTを活用した”リモートワーク”ですが、私たちは開設当初よりICTを積極的に導入しています。

電子カルテはもちろん、勤怠管理から情報共有、1日の訪問スケジュールにおいてもほぼ全ての業務においてICTを導入しています。

情報の透明化、見える化を行うことで、信頼を担保し、より安全で効率的に業務を行うことができ、建設的に仕事と向き合うことができるようになっています。

冒頭に述べた2040年問題が喫緊の課題として迫る今、次世代を担うZ世代以降の看護師たちを迎えるあたっても、ICTの導入は必要最低限のことであると考えています。

 

デザインされた採用戦略

最後に、これまでのことを踏まえ、どう外部に向けて情報を発信しているのかをお話しさせていただきます。

前述にもあるように、今現在、深刻な看護師不足に陥っており、かつその看護師の就職先の割合を見ると、私たちの業界は圧倒的に少ないことが分かります。

募集をかけたけど、全く応募が来ない

 

そんな悩みを抱える状況になっているステーションが少なくはないと思います。

採用を考える上で最も重要なことは、「どんな人に来てもらいたくて、どんなところに魅力を感じてもらいたいのか」をしっかりと見つめ直すことにあると考えます。
それによって、情報を発信するプラットフォームも違えば、コンテンツも変わってきます。

人材紹介会社や求人サイトに依頼することだけが、採用活動では決してありません。

自分達が大切にしていることは、どうやったら伝わるのだろうという問いが最も効果的な答えを導き出せると考えています。

FOOTAGEにおいては、各種プラットフォームにおいて、情報を選別し、適切なコンテンツを掲載しています。

私はもともと動画を編集する趣味があったので、ステーションの管理者業務を行う傍らで動画撮影や編集を行なっています。
これも、伝えたいメッセージの要素を抽出した結果、最適だと考えたコンテンツが動画であり、そのプラットフォームがYouTubeだったのです。

 

今の若い世代の看護師はどこで情報を手に入れているのだろう?
求職者は何を魅力に感じるのだろう?

 

これらを問い詰めた先にあるものと、自社の強みを掛け合わせ、しっかりと市場を分析することこそが採用戦略であると考えます。

その結果、必要な際には、抜本的な組織改善や給与制度、福利厚生、勤務形態の見直しなどに迫られることもあるかもしれません。

変化する時代の中、我々も変化を続けなければ、時代に取り残されていくばかりです。

変化を過剰に恐れず、変化を楽しむことができると、活路が見出せるかもしれませんね。

おわりに

拙い文章でしたが、ここまで読んでくださいまして誠にありがとうございます。今後はこういった、採用やPR、ブランディングに関して悩んでいる方々の支援も行なっていけたらと考えています。
もし、わからないことやもっと詳しく聞きたいことなどございましたら、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。

それでは、
これを読んでくださった方が
”笑顔のある、あなたらしい人生を”
送っていただけることを祈って終わりの挨拶とさせていただきます。

 


株式会社FOOTAGE
Footage訪問看護ステーション覚王山
管理者 安藤優祐